となりのトトロシンドローム

 

近頃いきなり蒸し暑くなってきました。四国あたりはもう梅雨入りしたらしいですね。もう少しで夏がきます。私は全季節の中で夏が一番好きです。

 

今までは漠然と夏が好きだったんですが、大学の授業で自分を見つめ直す機会があり、その理由がわかった気がします。私は、大人になれない・なりたくないという想いがあり、まだ子どもでありたいという「子どもであることへの執着」がとっても強いのです。(法律に則ればそりゃあもう立派な大人ですが、そういう体裁的なことはちょっと忘れてください。笑)

 

なぜ夏と「子どもであることへの執着」が結びつくのかと思われるかもしれません。複数ある理由のうちの一つになってしまいますが、それは物語の世界で子どもたちが不思議な体験をする季節が、大抵夏だからです。ほら、思い出してみてください。トトロと出会うのも、神隠しに遭うのも、誰かと入れ替わるのも、時をかけるのも全部夏。圧倒的に夏。笑

そういう物語を通して、私の体にはしっかりと【夏=子ども】の方程式が染み付いてしまっている。それはある意味で、子どもであることを許してくれるような季節であると感じてしまうわけです。

 

しまいには『子どものときにだけ あなたに訪れる 不思議な出会い』なんて歌われてしまいますからね。(私まだトトロに会ってないし😭だから大人になれないし😭という気持ちになるんですけど、、、完全に拗らせている、、、笑)

もちろんアホな主張であると自覚はあります。言うなれば私は、トトロなんているはずがないと薄々気が付いていながらもそれでもトトロを探してしまうような、そんな状態なのです。

 

上記のような現象を

となりのトトロシンドローム

とここに命名したいと思います。勝手に言ってろってかんじですね🥺ぴえん

 

子どもころは目に見える全てが新鮮であったし、楽しかった。これから大人になり、どんなにお金のかかった贅沢な遊びをしても、あの頃の楽しさには敵わないだろうなぁ。ただ水たまりを蹴り飛ばすだけのことが、なぜあんなに楽しかったのか、、、

結局は何をするかではなくて、どう感じられるか、という気がします。失いたくないですね。